Q:エンドミルのねじ角が加工に及ぼす影響と用途は?

A:ねじ角は、切れ刃の接線とエンドミルの回転軸との間の角度のことで、ねじれ角のない(0°)を直刃と呼びます。ねじれ角が大きい程切れ味が良いとされますが、60°が限度でこれ以上では刃先が弱くなります。

〈ねじれ角が大きい場合の効果と欠点と用途〉

【効果】

①仕上面の粗さが良くなる。

②切削抵抗が角度は大きい程小さい。(切削温度が上がらない)

③切クズの排出が良好になる。

【欠点】

①ねじ角が大きくなると、加工面の倒れが大きくなる。

②ねじ角が大きくなると刃先が鋭利になり、剛性が劣る。

③軸方向の切削力が大きくなるので工具保持が強固でなくてはならない。

【用途】

ねじれ角(0~15°) :キー溝用(直角度重視)

ねじれ角(30°)   :一般加工用(荒・仕上げ万能重視)

ねじれ角(40°)   :軽合金用(仕上面重視)

ねじれ角(40°~60°):難切削材用(切削抵抗重視)